私も含めての話になりますが、自分を「好き」と言えない方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私事ではありますが、少しずつ雪解けのように、自分を好きになれるようになってきたように感じます。
意識と行動で、心のトレーニングはできます!
自分に自信がなくて、やっている事が正しいのか分からず、自分の事を愛せない。
これは、育った環境と関わった人によって大きく左右しますので、自分が悪いのではありません。
良い子?悪い子?
テストで良い点数をとると褒められ、悪い点数をとると怒られる。
出来ると「良い子」出来ないと「悪い子」という感覚が身に付いてないでしょうか?
皆が出来ているのに、私は出来ないうえ、失敗して「ダメな子」。
そんな事を何度も重ねた結果、「自信が持てない」など卑屈になってしまいます。
話をするのが人よりスローで、親に早く話するように叱られたり、せかされたりすると、話をする事に苦手意識が働き、人前で話をすると、声が震えて緊張してしまって思うようにいかなかったり、また何度も繰り返す事で、より自信をなくしてしまう。
「自信の無さ」や「自己愛の無さ」は人生の歩みで身に付いてしまったに過ぎません。
自信を取り戻し、自分を愛してあげると、コンプレックスも克服でき、生きやすくハッピーな人生に変化します。
他人と自分を比較して生きる事を捨てましょう!
他人が気になり、競争して比べてしまうと苦しさしかありません。
人からの評価が気になり、小さな時だと両親から「褒められたい」という所から、身に付いてしまうと思います。
知らず知らずに比較してしまう事が身に付き「自分なんか」と自分の評価を自分で下げてしまう。
そして人の評価はドンドン上がり、自分が小さく感じてしまったり。
自己愛が高ければ、こんな感情に押しつぶされません。
また、他人の批判はしてはいけません。
人の批判を自ら言ってしまうと、他人から自分も言われているんじゃないかと、不安を煽ります。
自分が人から受けて嫌だと思う事は、人へしてはいけません。
自分自身を大切に、どんな自分も受け入れて、自分の気持ちに寄り添い抱きしめましょう。
そして、これからは自分軸で生きて自分らしさを取り戻しましょう!
「自己中心的」と「自己愛」は違う!
自己中心的な物の考え方は不健康であり、私の思う「自己愛」とは別物です。
もっと自分を大切に、人に優しくできるように、自分も優しく扱って欲しいのです。
人を褒めるのと同時に、自分も褒めてあげて欲しい。
自分に対して厳しくすればする程「自分はまだまだ」と心に刻みこみ、自分はダメな人間なんだと思い込んでしまいます。
とっても話してて素敵な女性なのに、自分は出来てないと、自分を落として話してくれる方が沢山いらっしゃいますが、私はいつも勿体ないなと思います。
自己評価が厳しすぎるから、いつまでも満足感がでないだけではなく、言葉から元気が失われていく。
お話の内容を書く事ができないのでダイエットで例えると、目標がマイナス10kgだとします。途中経過でマイナス3kg達成しました。確かに7kg足りませんし、頑張りが足りないかもしれませんが、3kg減った事を喜び、自分は精一杯頑張れたと褒めて、この調子なら落とせる、と考えた方が前向きにもなれ、ダイエットも楽しく自分にも自信がつきます。
自分に厳しく、自分に優しくできない場合、楽しむ事が半減してしまっているようにも感じます。
心の声をキャッチできるように!
「表と裏」「光と影」のように、「本音と建前」という言葉があります。
人からどう思われたいか等、周りを気にしていると、ついつい本音で話せず心に嘘を付いてしまう。
この繰り返しが違う自分を創り上げ、何通りもの自分ができる。
人間関係に疲れてしまったりするのも、色んな自分の使い分けに嫌気がさしたり、今更本音で話せないなど、悩みとなってしまうのではないでしょうか。
家と職場ぐらいなら、見失わないかもしれませんが、例えば個々に自分を創り上げていたとしたら、心だけでなく、本当の自分がどれなのかさえ分からなくなってしまいそうですよね。
自分の心の声に耳を傾けて、対話をしましょう!
もし、もう一人の自分が嫌だと感じても、自己否定してしまうと、自分をもっと嫌いになり、「ダメな人間なんだ」となってしまいます。
もう一人の自分も含めて、今の自分です。もう一人の自分から逃げずに、そんな自分も愛して、褒める事が出来なくても「良しとしよう」「これで良い」と許して下さい。
自分を愛する、心のトレーニングがとっても大切です。
自分を愛せば、人も心から愛せます!
自己否定をし、自分を許せない気持ちを持つ人は、少なからず人に対しても同じように思いがちになってしまいます。
自分を自分で信用できない人は、疑う気持ちが常に付きまとい、人を信用できなかったり、理解に苦しんだりも多いのではないでしょうか。
まずは、自分を知り、自分を優しく受け入れてあげる事、が大事で、自分の嫌いな所も褒める事ができなくても「これでいいんだよ」と自分に声を掛けてあげましょう。
完璧を求めずに、ありのままの自分を好きになれる事が、人にも優しく、また心から人を愛す事に繋がります。
また、自分がありのままで自分らしく居れる人と、過ごす事もお勧めします。
身近に理想と思う人が居たら、一緒に時間を共有するのも良いでしょう。
心のトレーニングを開始してみましょう!
言い訳はやめて認めよう!
何か思うようにいかなかったりした時に、失敗の言い訳を探してしまう場合、自分に嘘を付く事になります。
これは長い年月をかけて、無意識に身に付いている方も多いように思います。
他人のせいにしたりしている間は、自分を愛してるとは言えません。
自分の非を認めて、やり直せば良いだけです。
言い訳癖は、自分の意識でしか直せないので、時間はかかるかもしれませんが意外と簡単な事です。
自分を他人に良いように見せようという殻を打ち砕きましょう。
心がスッキリと気持ちも軽くなりますよ!
評価を得る事も自信になる!
自己愛が高まり、自分が変わってきた時に、人から良い評価を頂くと自己愛は加速します。
なので、自分を良く見てくれている人と一緒に過ごし、「なんだか変わったね」って言われるだけで、嬉しく自分をもっと好きになれます。
また、仕事など社会的評価を受けると、仕事も楽しくなりますし、自信に満ち溢れ、幸せ度は必ず増します。
今まで、素直に受け入れる事ができなかった言葉も、心に入ってきて「ありがとう」と言いたくもなります。
褒めて頂いた時は「そんな事ないですよ」「私なんかまだまだです」と否定的にならず、素直に受け止めて明日へ繋げましょう。
また、周りの評価も口に出して褒めてみましょう。
言霊の力は絶大で、プラスの言葉は自分へ必ず返ってきますよ。
幸せを感じる瞬間を見逃さない!
生活の中で、当たり前の事と感じてしまって、普段考えないかもしれませんが、でも実は幸せは沢山転がっています。
- 朝、目が覚めて1日を過ごせる幸せ。
- 家族が健康である事が幸せ。
- 笑顔でいれる幸せ。
- 「ありがとう」と感謝された幸せ。
- 美味しく食事が感じる事も幸せ。
- 大切な人や家族と過ごせる時間が幸せ。
- 欲しかった物を手にいれた幸せ。
- 仕事が思うようにできた幸せ。
このように、幸せを感じる事は普段から転がっていて、生きているだけで素晴らしく、幸せな事なのです。
1つ1つに感謝し、欲深くならず、今を大切に心を満たしましょう。
沢山の「幸せ」を受け止め、ワクワク楽しい日々を過ごせば、「自分は幸せ」と心から思えるのではないでしょうか。
当たり前に思ってしまっている事は、実は当たり前ではないと思えば、自然と今この時を「感謝」したくもなります!
自分に「優しく」他人にも「優しく」。1人1人の意識が変われば、今以上に生きやすく豊かになるはずに違いありません。
皆様の「幸せ」を願っております。
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